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2018.8.1浴槽の怪奇現象!?緑色の汚れの正体とは?

いよいよ夏本番!汗をかいた後は、お風呂に入って汗や疲れをすっきり洗い流したいものですね。そんなバスタイムを楽しむうえで大切なのは、浴槽をきれいに保つこと。ですが、毎日掃除していても出てくるちょっとしたカビのような汚れ…。くつろぎの時間を満喫するためにも、汚れはきっちり落としたいところです。そこで今回は、浴槽の汚れ落としに役立つ豆知識をご紹介します。

緑色の汚れの正体は?
  • 浴槽を掃除してもうっすらと残る「緑色の汚れ」。カビのようにも見えますが、これは「銅石鹸」と呼ばれるものです。給湯器の配管から流れる微量の銅イオンと、体や石鹸にある脂肪が反応することで、青緑色の物質が浴槽に付着します。ただ、浴槽が変色しているわけではなく、人体にも無害ですのでご安心ください。
銅石鹸を洗い落とす方法

軽い汚れであれば「中性洗剤」を付けたスポンジでやさしくこするだけで落とせますが、頑固な汚れの場合は「浴槽用クリームクレンザー」の使用をおすすめします。注意点としては、強くこすらず、4~5回こするごとに汚れに水をかけること。この作業を根気強く繰り返すのがポイントです。焦って強くこすり過ぎると、大切な浴槽が傷だらけになるのでお気を付けください。
※クリームクレンザーは、人工・人造大理石製の浴槽には使用できません。その際の掃除方法は浴槽メーカーにご相談ください。

終わりに
銅石鹸の発生を防ぐためには、脂肪の流出を抑えることが重要です。入浴中に体から出ることは避けられませんが、使用する石鹸のタイプによっては流出量が変化します。液体タイプのボディソープであれば固形タイプと比較して銅石鹸が発生しにくいので参考にしてください。
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