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【失敗しないリフォームの鍵!】外壁塗装のプロが教える!成功するリフォームのポイント

こんにちは!サーラハウスサポートです!

住み始めて7年~10年、色あせやひび割れが目立つようになり、そろそろリフォームかな?と検討中の方もいらっしゃいますよね。

外壁塗装は、住宅の美観を保つだけではなく、耐久性を高めるためにも非常に重要です。適切な塗装を施すことで、家の寿命を延ばし、修繕コストを削減することもできます!

そこで今回は、外壁塗装の基本知識から、失敗しないためのポイントまでを詳しく解説します。

塗料の基本知識

塗料は、塗膜となる「樹脂」、色や光沢を与える「顔料」、性能を向上させる「添加剤」の3つで構成されています。中でも、「樹脂」は塗料の耐久性を決定づける重要な要素です。樹脂の種類により塗料の性能や価格が大きく変わるため、しっかりと理解しておくことが大切です。

上塗り塗料のグレードの選定

上塗り塗料の選定において、樹脂の種類とその違いを理解することが重要です。主要な樹脂としては、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂、無機系樹脂があります。アクリル樹脂は価格が手頃で、ウレタン樹脂は柔軟性が高く、シリコン樹脂は耐久性に優れています。フッ素樹脂や無機系樹脂はさらに耐久性が高く、高価格帯の塗料として知られています。

塗料のグレードを選ぶ際には、下図の表を参考に、各グレードの特徴を比較し、価格と性能のバランスを考慮しながら、あなたの家に最適な塗料を選びましょう。

色付き塗装(エナメル)とクリアー塗料(透明)の選び方

▲クリアー塗装

塗料には、合成樹脂に顔料を加えた色付き塗料(エナメル)と、顔料を含まない透明のクリアー塗料の2種類あります。

エナメル塗料は多彩な色や光沢を楽しむことができ、クリアー塗料はサイディング外壁の色柄をそのまま保護するのに適しています。

クリアー塗料は、サイディングの多色使いを生かしたい場合におすすめです。ただし、劣化が進んでいる外壁には使用できないことがありますので、築年数や外壁の状態を確認しましょう。また、シーリングの色にも注意が必要です。外壁の色とシーリングの色が合わないと、見栄えが悪くなる可能性があります。

クリアー塗料の大きな利点は、チョーキング現象が発生しないことです。これは、顔料を含まないため、塗膜が劣化しても白い粉が出ないためです。これにより、美しい外観を長期間維持することができます。

ツヤの種類と特徴

外壁塗装の仕上がりに大きく影響するのが、塗料のツヤの有無です。ツヤの種類には「全ツヤ」「7分ツヤ」「5分ツヤ」「3分ツヤ」「ツヤ無し(マット)」があります。それぞれの特徴を理解し、適切なツヤを選ぶことが大切です。

打ち合わせ時の色選びで失敗しないためのポイント

では次に、当社で実際にあった失敗事例をご紹介します…。

―――良く晴れた日曜の昼下がり。
お客様の自宅で外壁塗装の打ち合わせを行いました。
天気同様に清々しい打ち合わせが終わり、決定した青色の品番を職人さんに指示して帰路につきました。

工事日当日、現場に到着してお客様と確認したところ、想像と違う色の仕上がりにお客様は、「イメージした色と違う!」「こんなに青くない!」と真っ赤な顔で訴えました。

しかし、色の品番は間違っておらず、職人さんにも確認しましたが、問題は他にあるようです。
この経験から学んだことは、次の3つのポイントをしっかり押さえることの重要性です。

1.カタログの小さいサンプルでは不十分

カタログ写真の小さいサンプルでの打ち合わせでは、実際の仕上がりを正確にイメージするのは難しいです。特に外壁の広い面積に塗る場合、色の見え方が大きく変わることがあります。

2.照明条件の影響

色の見え方は、天気や照明の条件によって大きく変わります。晴れた日と曇りの日、屋内と屋外、さらには照明の種類によっても異なるため、これらの条件で色を確認する必要があります。

3.試し塗りの重要性

実際のサンプル塗料を使って試し塗りをすることが大切です。少しの面積でも実際に塗ってみることで、カタログや色見本では分からない実際の色味を確認できます。

これらのポイントを抑えることで、お客様が満足する外壁塗装を提供できるようになりました。少し大きいサイズの色サンプルを取り寄せ、打ち合わせ時には外で色サンプルを確認したり、試し塗りをしたりして、色味やツヤ感を確認しながら選定することをおすすめします。これにより、仕上がりに満足のいく外壁塗装を実現できます。

ぜひ、今回のブログを参考に、失敗しないリフォームを叶えてください!

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