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2018.5.1 小さな大敵に要注意!羽アリに対処して住まいを守ろう
暖かい気候の5月は、羽アリが庭先をふわふわと漂う季節でもあります。「羽アリが住まいと関係あるの?」と思うオーナー様にぜひ知っていただきたい事実。それは、「その羽アリは『シロアリ』かもしれない」ということです。シロアリといえば、家中の柱をむしばむ住まいの大敵。大切な住まいへの影響を未然に防ぐための、羽アリの対処法をご紹介します。
羽アリを発見したら
Step1:羽アリの種類を見分けよう!
- 羽アリは「シロアリ」と「クロアリ」の2種類に分けられます。見分けるポイントは、胴体部分の色です。シロアリはその名の通り、全体的に白くなっています。羽アリがクロアリだった場合には、住まいに直接的な被害が発生することはありませんのでご安心を。
Step2:早急に駆除の依頼を!
- 羽アリがシロアリだった場合は、住まいに影響が及ぶ前にサーラハウスサポートもしくは専門駆除業者に依頼しましょう。4月~7月は羽アリの群飛シーズンであり専門駆除業者がすぐに対応できないことも想定されますので、早急に駆除依頼をすることが賢明です。
Step3:駆除後も日常的に住まい周辺をチェック!
シロアリを駆除しても油断は禁物。普段から住まい周辺をチェックし、シロアリが好む生育環境を排除するようにしましょう。
主な点検ポイントは5つあります。(1)家屋の周辺
家屋の基礎部分に密着して物が置かれていないか?
→シロアリが物を伝って家屋内部に侵入する恐れがあります。(2)庭の花壇
空洞になった木杭はないか?
→木杭内部がシロアリの住処になっている可能性があります。(3)バルコニー
湿った状態・窓枠や建物に物が密着して置かれていないか?
→シロアリは湿った環境を好み、また物を伝って家屋内に侵入する恐れがあります。(4)ウッドデッキ
隙間はないか?また床下点検するためのスペースはあるか?
→隙間があるとシロアリの侵入路になる可能があります。また床下部分にスペースがないと日常点検が行えずシロアリの発見が遅れることが想定されます。(5)家屋内部
シロアリそのもの、または被害・活動痕跡はないか?
→多数のシロアリに侵入されている可能性がありますので、早急にサーラハウスサポートまたは専門駆除業者にご相談ください。
- 終わりに
- シロアリが好む環境条件としては「湿度が高い・外気に触れない・日陰」が挙げられます。こうしたシロアリの生態を念頭に置いて、住まい各所を定期的にチェックすることが経済的かつ効果的なシロアリ対策と言えるでしょう。また、シロアリやシロアリによる被害を発見した際、オーナー様ご自身での駆除や修理などの対応は、大切な住まいで末永く暮らすためには不十分です。専門業者に依頼し、適切な処置を行なってもらいましょう。