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2018.10.1ガラスが熱割れ!火災保険は使えるの?

「知らない間に窓ガラスにひびが入ってる!」といった経験はありませんか?物をぶつけた記憶もないし、近くに当たってひび割れするような物を見当たらないのに、なぜかひびが入っている。ちょっとしたミステリーのような出来事ですが、実はガラスの特性による「熱割れ」と呼ばれる現象なんです!今回は、知れば納得の熱割れ現象について学んでみましょう。

熱割れはどうして起こるの?
  • 窓ガラスは日射が直接当たる表面部分が膨張する特性があり、一方でサッシ枠に組み込まれているガラス部分は日射の影響を受けにくいため、それほど膨張しません。つまり、1枚のガラスでも「ガラス表面部分」と「サッシ枠内部分」との間に熱膨張差が生じ、その差に耐えかねてガラスが割れてしまうのです。

熱割れの責任の所在は?

熱割れはガラスの特性による自然現象であり、製品不良でも施工不良でもありません。そのため、いくらオーナー様に過失がなくても修理対応は有償となってしまい、サーラ住宅でも保障の対象外となっています。その点はご了承いただけますと幸いです。

朗報!熱割れ被害をカバーした保険があります!

オーナー様によってはサーラ住宅を購入される際に「火災保険」に加入いただいていると思います。いくつかのプランのうち「6つの補償プラン」または「4つの補償+汚損・破損プラン(※『4つの補償』のみのプランは対象外)」に加入されている場合は、熱割れが補償対象になります。また、「6つの補償」と同等の「ホームピカイチ」でも補償は可能。

ただし、オーナー様の加入保険内容によって免責金額の条件などもあり、費用が全額カバーされるとは限りません。熱割れの疑いがある場合には、加入している火災保険内容をご確認のうえサーラハウスサポートまでご連絡ください。

終わりに
熱割れは予防策がなく、複数回連続で被害に遭うオーナー様もいます。新たに保険に加入、または保険プランを見直す際には、ぜひ熱割れを想定して「汚損・破損」が補償対象のプランを検討してみてください。
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