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2018.8.1オシャレで便利な、石膏ボート活用法!

お気に入りの住まいでも、生活しているとアレンジしたくなるものです。なかでもオーナー様からご相談いただくのが「室内壁の有効活用法」です。今回は、「額に絵を入れて飾りたい」「壁掛けテレビを設置したい」などのご要望に応える、石膏ボード活用法をご紹介します。

石膏ボードの使い方
  • 壁に物を掛ける際、最も簡単とされるのが石膏ボードを使う方法です。下地の木材にビスを効かせて使用しますが、建物によって下地の位置は違うのでご注意ください。

    ●グラスウール仕様・外断熱仕様の建物の場合

    石膏ボードの下地は柱(間柱を含む)です。500mm間隔で柱または間柱があるため、1箇所でも柱が見つかれば500mmの所に下地の柱があることになります。

    ●外断熱二重通気工法の建物の場合

    石膏ボードの下地は、外周外壁は胴縁、内周壁は柱(間柱を含む)です。45mm×16mmの胴縁250mmピッチで水平方向に入っています。柱の探し方は上記と同じですが、上下方向に探してください。

下地の場所を確認できたら

上記2つの仕様で注意するのは、下地の巾があるので、なるべく木材の中心付近にビスを効かせることです。1箇所下地を見つけたら、その周りを当たってみてください。下地材の厚みが分かり、材の中心が探せます。ビスはなるべく中心に打つようにしてください。なお、石膏ボードの厚さは約12.5mmです。ビスの打ち込みの長さは石膏ボードの2.5倍の約32mmを目安に壁の中に入れてください。また、ビス頭に引っ掛ける時には、38mm以上のビスを使用し、32mm以上は壁の中に入れることをおすすめします。

終わりに
万が一、ビスを付けたい場所に下地がない場合、軽い物であれば石膏ボード用フックがおすすめです。ホームセンターには様々なタイプの石膏ボード用フックが販売されています。壁の空洞部分に取り付けられるフックもあるので、壁の仕様に応じて選んでみてください。
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