こんにちは!
サーラ住宅のリフォーム・リノベーション専門会社のサーラハウスサポートです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「“耐圧”って書いてあるのに、駐車場の排水桝の蓋が割れたんだけど…!」
実はこのようなお問い合わせ、意外と多いんです。
今回は、「耐圧なのに割れてしまう」その理由と、もし割れてしまった場合の対処法をご紹介します。
耐圧=割れない、ではないんです
戸建て住宅の駐車場まわりなどに設置されている排水桝(ます)の蓋には、一般的に「耐圧仕様」と呼ばれるタイプが使われています。
多くの方が「耐圧と書いてあるなら、車が乗っても大丈夫でしょ?」と思いがちですが、実は“絶対に割れない”というわけではありません。
耐圧蓋は、「普通乗用車の荷重(約2,000kg)」を想定して設計されています。
ここで知っておきたいポイントはこちら👇
つまり、走行時に一時的に蓋にかかる荷重はおよそ500kgまでが想定内。
ですが、以下のような状況では、その負荷がさらに集中しやすくなり、思わぬ破損につながることもあります。
⚠️割れやすくなる5つのシーン
● 蓋の上で車が上下(ガタガタ)する → 蓋にかかる荷重が大きくなる
● タイヤと蓋の間に小石などがある → 荷重が先端に集中する
● 蓋の上に乗る頻度が多い
● 何度も蓋の上でハンドルの切り返しをする
● 大型SUVや配送車など許容以上の重量の車両が乗る
また、どんなに蓋に負担がかからないように気を付けていたとしても、常に風雨にさらされる屋外部材のため、経年劣化による強度の低下は避けられません。
割れた蓋を放置するとどうなる?
「少しヒビが入っただけだから、まだ大丈夫かな…」と思ってそのままにしておくのはとても危険です。
蓋が割れたまま放置しておくと…
● タイヤがはまってパンク
● 小さなお子さんや高齢の方がつまずいて転倒
● ゴミや落ち葉が入り込み、排水の詰まりの原因に
…と、リスクだらけです。
いずれも重大な事故につながる恐れがあるため、早めの交換をおすすめします。
蓋の交換はどうすればいいの?
サーラハウスサポート、サーラ住宅にも相談もできますが、ホームセンターでも購入できます。
💡蓋購入時のチェックポイント
● 購入前に、店舗に在庫の有無を確認する
● 蓋のサイズ(直径)を測っておく
● 現物の写真をスマホで撮っておく(似た形状が多いため)
● 「耐圧タイプ」であることや使用場所をスタッフに伝える
ただし、安価な製品や非耐圧仕様のものを選んでしまうと、再び破損するリスクがあります。必ず用途に合ったものを選びましょう。
耐圧蓋は“絶対”でも“永久”でもない!
「耐圧=丈夫で安心」と思われがちですが、実際には使用環境や劣化の進行具合によって寿命は大きく変わるものです。
「なるべく蓋の上に車を乗せないように意識する」
「定期的にヒビや劣化がないかチェックする」
そんな小さな気配りが、事故やトラブルを防ぐ第一歩になります。
「耐圧蓋が割れることなんてあるんだ…!」と初めて知った方は、ぜひご自宅の排水桝の蓋をチェックしてみてください。
もし「うちの蓋、大丈夫かな?」と気になることがあれば、どうぞお気軽にサーラハウスサポートまでご相談ください。
お住まいの“外まわりの安心”も、私たちがしっかりサポートいたします!