「えっ、うちも危ない!?」今、空き巣が狙っているのは“窓”。今すぐできる窓の防犯とは？ - 住まいの資産価値を守るリフォーム

「えっ、うちも危ない!?」今、空き巣が狙っているのは“窓”。今すぐできる窓の防犯とは？2025年6月17日

こんにちは！
サーラ住宅のリフォーム・リノベーション専門会社のサーラハウスサポートです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

ここ最近、「空き巣」や「強盗」のニュースを目にすることが増えたと感じませんか？

⚫︎戸建てに押し入られた
⚫︎留守中に窓から侵入された

こうした事件の報道を見るたび、「うちも気をつけないと…」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、防犯の中でも“窓”に注目し、
✔️なぜ窓が狙われやすいのか？
✔️どうすれば防げるのか？
をわかりやすくお伝えします。

空き巣の半数が“窓”から！侵入リスクが高い場所とは？

（出典：警察庁「住まいる防犯110番」より）

警察庁の統計（令和5年）によると、侵入窃盗のうち、
◉侵入手口は無締まりとガラス破り
◉窓からの侵入が非常に多い
…ということから、侵入口として圧倒的に“窓”が狙われていることがわかります。

特に注意が必要なのは、以下のような場所の窓です。
◉死角になりやすい裏側の掃き出し窓
◉夜間に無人になりやすいリビングの大きな窓
◉鍵のかけ忘れが起こりやすい浴室やトイレの小窓

「見えにくい」「入りやすい」場所ほど、侵入者にとっては“好都合”になってしまうのです。

「5分以内に侵入できなければやめる」空き巣の心理とは？

（出典：警察庁「住まいる防犯110番」より）

侵入犯の多くは、「5分以内に中に入れなければ、その家はあきらめる」という心理をもっていると言われています。

実際に、警察庁のデータでも、侵入に5分かかると7割以上があきらめるという調査結果が…！

つまり、防犯とは「絶対に破らせない」ことではなく、「侵入に時間をかけさせる＝あきらめさせる」こと。この“時間稼ぎ”こそが、最大の防犯なのです。

“入りにくい家”に変える！窓まわりのリフォーム3選

（1）防犯ガラス（合わせガラス）に交換
2枚のガラスの間に強靭な中間膜を挟んだ構造で、叩いても簡単には破れません。

✅ ガラス破りに時間がかかる
✅ 音が大きく周囲に気づかれやすい
✅ 飛散防止で安全性も◎

共働き世帯や、長時間不在になりがちなご家庭に人気のリフォームです。

玄関まわりの小窓（シャッターや面格子が取り付けられない窓）や、裏手の掃き出し窓などに特におすすめです。

（2）内窓（インプラス）の設置で“二重ロック”
既存の窓の内側にもう一つ窓を設ける「内窓」は、物理的にも心理的にも大きなバリアになります。

✅ 外窓＋内窓の二重ロック構造でこじ開けに強い
✅ ガラス破りが二重になるため侵入に時間がかかる
✅ 冷暖房効率UP、結露軽減、防音効果も◎
✅ 工事は1窓あたり最短60分ほどのスピード施工

加えて、断熱性・防音性も高いため、防犯＋快適さの両立が叶います。

（3）防犯シャッターや面格子で物理的にブロック
侵入者の視線を遮り、直接的な侵入を防ぐアイテムも効果的です。

✅ 掃き出し窓には、防犯シャッター（電動・手動）を
✅ 浴室やトイレには、視線を遮る面格子で侵入を防ぐ
✅ デザイン性と通風性を両立した格子タイプもあり◎

シャッターは夜間や旅行時にも安心。台風対策など防災にもなり、一石二鳥です。

油断がスキになる！空き巣が“狙いやすい家”とは？

「まさか自分の家が狙われるなんて…」
被害に遭われた方の多くが、「うちは大丈夫」と思っていたそうです。

でも、空き巣や強盗にとっては“入りやすい家かどうか”がすべて。

築年数・間取り・周囲の環境・日々の習慣…
その中に、思わぬ“スキ”があるかもしれません。

《特に注意すべき“4つの傾向”》
以下のような条件に心当たりのある方は、今すぐ防犯見直しを！
🔸 留守にする時間帯が毎日パターン化している
🔸 シャッターを閉める習慣がない
🔸 裏手や側面に死角のある窓がある
🔸 鍵はかけているが、補助錠は使っていない
こうした“小さな油断”が、空き巣にとっては“好都合な家”になります。