こんにちは！サーラハウスサポートです！
地震は、私たちの生活に大きな影響を与える自然災害の一つです。
今年の1月1日に発生した能登半島地震は記憶に新しく、甚大な被害をもたらしました。
大切な家族を守るためには、家の耐震対策は欠かせません。しかし、耐震対策にはさまざまな種類があり、それぞれコストも異なります。万が一に備え、耐震対策をご検討中の方の中には、自分の家にはどれが最適なのか、悩んでいる方もいらっしゃいますよね。
そこで今回は、建物の揺れを抑制する工法、建築年代別の耐震性能、そしてサーラ推奨の耐震対策をご紹介します。
建物の揺れを抑制する3つの工法
地震は、一度の強い揺れだけではなく、その後も繰り返し群発地震が発生するなど、耐震補強の備えは1種にとどまりません。建物の揺れを抑制する工法には、大きく分けて3つあります。
耐震工法
壁を補強して建物の強度を高め、地震の力を受け止めます。
● メリット：比較的安価、工期が短い
● デメリット：建物の重量が増加する、制震・免震工法に比べて耐震性能が低い
制震工法
地震エネルギーを吸収し、建物の揺れを抑制します。
● メリット：地震の揺れを抑制し、家具の転倒などを防ぐ
● デメリット：耐震工法に比べて費用が高い
免震工法
建物下に設置した装置で揺れを伝えず、建物を守ります。
● メリット：地震の揺れを大きく抑制し、建物の被害を最小限に抑える
● デメリット：費用が最も高い
建築年代による耐震性能の違い
住宅の耐震強度は、建築年代で大きく性能が異なります。1970年代以前の木造戸建住宅は、平均評価1.0の半分以下であり、1980～1990年代の新耐震期の住宅でも0.9に満たないものが多く見られますが、2000年以降からは1.0まで改善しています。サーラでは「スーパージョイント工法」を導入しており、その時代の評点より高い耐震性を持っています。
サーラがおすすめする3つの耐震工法
サーラでは、お客様のニーズに合わせた3つの耐震対策をご提案しています。
1. 壁の補強「かべつよし」シリーズ
天井や床を壊さずに施工
「かべつよし」シリーズは、天井や床を壊さずに施工できるため、工期短縮とコスト削減が実現できます。従来の耐震補強工事では、柱と梁・土台にボードや筋かいを施工するため、天井・床の解体と復旧が必要でしたが、「かべつよし」シリーズは内壁部分だけで施工が可能なので、解体・復旧などの工期が短くなり、全体の工事費用も削減できます。
高い耐震性能
構造用合板や筋かいなどの補強方法に比べて、「かべつよし」シリーズは耐力が高く、大変優れた耐震性能を持っています。国土交通大臣認定、日本建築防災協会の技術評価を取得しているので、自治体の補助金申請にもご利用いただけます。
2. 接合部の補強「かぞくまもる」
地震・津波から家屋を守る
「かぞくまもる」は、地震・津波から家屋を守るために開発された耐震補強システムです。外付・内付タイプはどちらも耐力4.5トンを実証しており、ステンレスカバーは外壁の色に合わせて4色から選択できます。室内施工可能な内付タイプも選択可能なので、外観を損なうことなく効果を得られます。
倒壊防止の基本
災害時、建物の主な倒壊原因となるのが「柱のホゾ抜け」や「基礎との分離」です。「かぞくまもる」は基礎・土台・柱を緊結し、「ホゾ抜け」や「分離」を防止するほか、衝撃もコントロールします。
3. 地震のエネルギーを吸収する「TRCダンパー」
繰り返しの地震に強い
「TRCダンパー」は、特殊粘弾性ゴムをダンパーへ入れ、伸び縮みすることで地震エネルギーを吸収する制震装置です。繰り返しの地震に強く、設置も簡単です。
高い制震効果
TRCダンパーは高い制震効果を持ち、特殊粘弾性ゴムを使用して地震による建物の揺れを吸収します。震度6強の地震でも、最大50％程度の水平変位を減少させることが可能であり、中小地震から大地震まで幅広く対応します。
施工が簡単
TRCダンパーの施工は、他の制震装置と比べると比較的容易に取り付けられます。このため、低コストで安全性を高めることができ、多くの施主や工務店に選ばれています。
公的認定取得と住友理工ブランドの信頼性
新築とリフォームの両方で公的認定を取得し、住友理工ブランドの信頼と品質を背景にした制震システムです。
TRCダンパーは、頻繁に発生する地震に対して耐久性があり、建物の損壊を予防し、被害を最小限に抑える効果があります。地震に対する高い耐性を持つTRCダンパーは、安心の家づくりにおいて優れた選択肢として注目されています。
地震はいつ起こるかわかりません。
大切な家族を守るためには、住まいの耐震対策をしっかりと行うことが重要です。
サーラでは、お客様の状況や予算に合わせた最適な耐震対策をご提案します。
相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
