こんにちは!サーラハウスサポートです!
前回は、コンセントの位置を決める際の注意点についてご紹介しました。今回は、コンセント設置でよくある失敗例と、その対策方法について詳しく解説します。
コンセントの位置でよくある失敗
1.低くて使いにくい
低い位置にあるコンセントは、コードが床に這ったり、家具に引っかかったりして使いにくいだけでなく、見た目も悪く、掃除もしにくくなります。コンセントは、一般的に床から20㎝~25㎝程度の高さに設置するのがおすすめです。
2.欲しい場所に設置されていない
コンセントの設置が使用目的を考慮せずに行われることがあります。後から増設しようとすると、費用がかさんだり、壁や床に穴を開ける必要が生じたりして、見た目が悪くなることもあります。
3.家具を置く場所に設置されている
家具の配置によってコンセントが隠れてしまうことがあります。家具を置く前に、コンセントの位置を確認し、家具と干渉しないように注意しましょう。
4.ブレーカーが落ちてしまう
コンセントの数が増えても、電気容量は変わらないため、消費電力の多い家電を複数同時に使用すると、ブレーカーが落ちてしまうことがあります。使用する家電の消費電力に合わせて、コンセントの数を増やしたり、ブレーカーの容量を上げたりする必要があります。
コンセント配置の失敗例と回避方法
家の中でもいろいろな家電が集まるキッチンは、コンセント設置の依頼が多い場所の1つです。しかし、位置が微妙だったり、数が足りなかったりすると、料理がしにくくなり、家事効率が低下する可能性があります。実際に起こった失敗例を知ることで、同じ過ちを避けましょう!
【事例】お客様からの要望
「システムキッチンの周りにコンセントが欲しい」
失敗例
•窓や扉などにコードが干渉し、使いにくい
•コンセントが不足し、後から増設することとなり、費用がかさんだ
•使う場所を変えたらコードが届かなくなった
チェックポイント
•使う場所とコンセントの種類を確認する
•調理器具や家電のコードが届く位置にする
•シンクとガスコンロとの間にあると便利
•カウンター下にも設置すると便利
上記のポイントを踏まえてコンセントを設置すると、「こんなはずでは…」という失敗を防ぐことができ、お料理が一段と楽しくなります!
コンセント設置の失敗例と対策で快適空間を実現!
コンセントの設置に関する失敗は、リフォームの際によく見られるものですが、その対策を知ることで避けることができます。
これからリフォームをお考えの方は、失敗例や対策方法を参考にして、快適な住まいを実現しましょう!